環境や社会の課題に対して、私たちにできることは何か──そう考えたとき、「個人でできること」はあたかも容易に実践できる変化として捉えてしまう。しかし、身に染み付いている日常の形や、身近な暮らしのあり方を変えていくのは、決して一人ですぐにできることではない。
人口約370万人を抱える大消費地である神奈川県横浜市においても、これまでの産業や技術革新の枠組みを超え、文化レベルからより持続可能なライフスタイルに根ざした「循環都市(サーキュラーシティ)」への移行が強く求められている。では、この都市としての変化と、個人の具体的なライフスタイルの変化を繋ぐものとは、何なのだろう。
課題と真摯に向き合いつつも、持続可能な都市の未来を実現するうえで大きな原動力となるもの──それは、市民一人ひとりが持ちうる創造性(クリエイティビティ)や地域...